裁判員制度、在日中国人の6割以上が「参加したい」
Record China 2009/05/26(火)付のweb新聞より
刑事裁判に国民が参加する「裁判員制度」が21日からスタートした。日本では「人を裁く」重みを背負うことに戸惑う声も多く聞こえる中、在日中国人たちはこの制度をどう見ているのだろうか。華字紙・中文導報が伝えた。
一橋大学法学部法学研究科の王雲海(ワン・ユンハイ)教授によれば、日本への帰化により日本国籍を取得した中国人には日本人と同様、抽選で裁判員に選ばれる可能性がある。王教授は「日本の法律に触れる良い機会」として、積極的に参加することを呼び掛けた。
では、日本人はこの制度をどう思っているのか。最高裁判所が昨年1月〜2月に実施したアンケート調査によると、裁判員に選ばれた場合、「参加したい」と「参加しても良い」はそれぞれ16%。「参加したくないが義務だから仕方なく参加する」が45%で、「たとえ義務でも参加したくない」は38%に上った。
一方、中文導報が在日中国人向けにインターネット上で行った調査では、日本が裁判員制度を実施することに「賛成」と答えた人は87%、「裁判員をやってみたい」と答えた人も62%に上った。(翻訳・編集/NN)
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様々な意見のある中、21日から始まった裁判員制度。制度を支持する日本人の声は少ないようです。たしかに、まわりの方々に聞いても、「選ばれたら喜んで」という答がかえってきたことはないように思います。人を裁くことへの不安、仕事や家事、育児に忙しい人々にとって数日間にわたる拘束時間が、制度への異論や反論に繋がっているのでしょうか。
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