日本で暮らす中国人「ゴミの分別に一苦労」
中国情報局ニュース 2009/06/22(月)付のweb新聞より
日本では環境保護とリサイクルのため、各自治体はゴミの分別を厳しく徹底している。一方、中国ではゴミの分別はせずとも良いらしいが、日本で暮らす中国人にとってはゴミの分別はなかなか大変なものらしい。このブログは中国人ブロガー、在日本的3650天氏(ハンドルネーム)が日本でのゴミ分別に対して思ったことを綴ったものである。原文は長いため、要約して紹介する。
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いつでも直接、ゴミ置き場に持っていけば良いのだから、中国でゴミを出すのは非常に簡単である。紙やビン、カンなどはわずかな額ではあるが換金することも出来るが、日本では規則が厳しく、中国のようにはいかないのである。
私が住んでいる地域では月曜日と木曜日は「燃えるゴミの日」で、水曜日は「燃えないゴミ」など、ゴミの収集日が決まっているのだ。しかし、これらのゴミは不便ではあるが、お金を取られるわけではない。重要なのは、パソコンや冷蔵庫、ベッドといった大型ゴミの場合である。
例えば、洗濯機を例に挙げると、まず市役所に電話し、指定されたコンビニで7000円のゴミ処理券を購入し、指定された期日に処理券と共に洗濯機を屋外に出しておかなければならいのである。安いタイプの洗濯機であれば、2万円も出せば新品を買えるし、中古であれば1万円もしないで買えるだろう。それなのに捨てるのに7000円もかかるのである。
このように日本でゴミを捨てるということは大変なことなのである。魚を食べたいと思っても、次の日が魚の骨を捨てても良い日かどうかを確認しなければならない。そうでもしなければ、魚の骨を捨てることが出来る日が来るまで家の中で悪臭を放ち続けるからである。しかし、最も怖いのは大群で押し寄せ、ゴミを撒き散らすカラスである。
日本はこれほど発達している国であるのに、どうしてカラスを制御できないのだろうか?中国ではカラスを見たり、カラスの鳴き声を聞いたりするのは「不吉」であるとされているが、日本では毎日見聞きしているので、すっかり慣れてしまい、どうでもよくなってしまった。(編集担当:畠山栄)
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現在、ゴミの分別はルールが細分化され、迷う事もしばしば。ゴミをもっと減らせたらゴミ捨ても楽になるのに・・・と思うことがあります。エコロジーの意識が高まっている昨今、最初は少し面倒に感じますが、少しの心がけで簡単に始めることができるエコ活動ですので、実行していきたいものです。
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